2026年7月14日の経済ニュースをまとめました。トランプ大統領によるホルムズ海峡の「通航料」構想、FRBの利上げ観測、そして日本でも動き出したステーブルコインの活用まで、今日の相場を左右するトピックを一気に整理します。記事の後半では、田中家目線でこれらのニュースをどう投資判断につなげるかも考察しています。
今日のニュース
トランプ大統領 ホルムズ海峡船舶に支払い求める 事実上の通航料か
イランやイランと取引する船舶の航行阻止のためホルムズ海峡封鎖を復活
安全に通航するために費用が掛かるため、積まれている貨物の20%相当を徴収
直ちに開始するが、法的根拠や徴収方法などは明らかにせず
インフレ上振れなら利上げ検討
FRBウォラー理事はインフレ指標が予想より上振れた場合は近いうちに利上げを検討する
原油高やAI投資による物価上昇圧力が経済全体に広がっている兆候もあるとして14日発表の消費者物価指数のうち食品・エネルギーを除く「コア指数」を重視
アメリカの6月の財政収支は1203億ドルの赤字
最高裁が相互関税を違憲と認定したことに伴う返還手続きが本格化したことに加え
防衛費や社会保障費、国債などが増加し財政を圧迫
UAE ホルムズ海峡迂回へ港湾新設か
建設予定地は東海岸フジャイラ地区でドバイ港湾大手DPワールドが担当
UAEでは長らく西海岸のジュベルアリ港が物流の中心だったが、イランによる海峡封鎖にあたり貨物の取扱量が最大95%も減少したため、リスク分散が急がれている
インテルがアイルランド工場に50億ユーロ投資
アイルランド北東部の工場で既存施設を改修し最先端システムを導入へ
メタ 巨大データセンターへの投資拡大
ルイジアナ州で建設中のデータセンターの投資額を270億ドルから500億ドルに拡大
このデータセンターはハイペリオンと呼ばれ、ブルー・アウル・キャピタルが共同出資
消費電力は世界の大都市に匹敵する5ギガワット
三菱UFJ 時価総額首位 約42兆円でトヨタ超え
三菱UFJは日銀利上げによる貸出金利の上昇で収益拡大の期待で買いが膨らむ
金融機関が首位は約40年ぶり
市場関係者は日本は利上げ環境で銀行株は金利上昇の追い風を受けているため、大手金融グループ2社も時価総額上昇が進む傾向
EU 子供のSNS利用制限へ
EUフォンデアライエン委員長は子供のSNS利用を制限する意向を表明
13歳未満は保護者の監督の下で時間制限など具体策を秋にも提示する見通し
オーストラリアでは16歳未満のSNS利用が禁止され、制限する動きが相次いでいる
日本ペイントHDはオランダ大手に事業買収提案
日本ペイントHDはオランダ塗料大手アクゾノーベルに建築用塗料事業の買収を提案
買収総額は75億ユーロで約1兆4000億円
日本ペイントHDは4月に2度、米企業と共同で全株取得の買収提案をしていたがアクゾノーベルは拒否
国民会議で給付制度の修正案「評価」
2029年度から導入を目指す給付制度について、低収入や病気の人も給付対象と検討する中間とりまとめ案の修正案を提示
自民党が野党側の要望を受け入れた形で前向きな評価をいただけたとの認識を示した
片山財務大臣 ステーブルコイン活用「積極的に」
暗号資産に関するアジア最大級の国際カンファレンス「WebX」に片山財務大臣が登壇
ステーブルコインの国際的なプロジェクトも進展していて日本の金融機関も積極的に参加している
物流・商流・決済が一体的に連携することで単に決済が効率化されることにとどまらず、経済全体の生産性が高まる可能性が広がっている
SBI ステーブルコイン 運用益を還元
SBIグループは円建てのステーブルコインを借り受け年率3%運用益を還元するサービス発表
ステーブルコインの活用によるカード決済の高度化
どんどんカード決済で行われるようになる
日経電子版13日付
ファンド勢の円売り縮小、1か月半ぶりの低水準 為替介入への警戒感で
宮崎県の早場米が4割安 2026年産の新米価格、下落基調強まる
ソニー銀行、数万曲の音楽に間接投資 デジタル証券の提供へ
ロシアが日本にスパイ拠点、規制回避で兵器向け部品調達か 米紙報道ニューヨークタイムズ
田中家の考察|今日のニュースをどう投資に活かすか

トランプ大統領がホルムズ海峡を通航する船舶の貨物量の20%に対して通行料を徴収。
直ちに開始するが、法的根拠や徴収方法などは明らかになっていないため、実際に徴収されるかもしれないが、相互関税が違憲と認定されたことを考えると、今回の通行料も普通に考えれば違憲でいずれまた返還される可能性も。
しかし、返還されるまでは徴収された料金はどこかにしわ寄せがくるため、少なくとも消費者の物価に反映され、物価高要因に。
アメリカが始めた戦争で起こった問題をあたかも自分たちが守ってやっているのだから通航料を出せとはジャイアン的発想。
こんなことをすればアメリカの信用は失墜するばかり。
ドルがまだ基軸通貨だから許されるのかもしれないが、世界はこんなアメリカを見放す時もそう遠くない未来かもしれない。
そんな時こそ輝きを見せるのが金。
今は利上げ観測などで冴えないが、中長期的に見るとバーゲンセールな感じもするので、コツコツ積み立てるにはいいタイミング。
本日のCPI次第で金は下押しするかもしれないが、下がったら買いまして将来の果実を享受するために仕込んでおきたいところ。
UAEが今回のイラン情勢を鑑みてホルムズ海峡の影響を受けない場所に港湾を新設。
日本と同じで問題が起こってから動くのは遅いが、これによって時間がたてばホルムズ海峡の影響力は少なからず低下する。
中東ではアメリカを頼らずに中東諸国だけで力を合わせる動きが見られるため、原油をドルで支払っていたアメリカからすると、ドル離れが進んでいく。
先ほどと同じだが、これによっても金が輝くことになる。
大手企業のAIへの投資はまだまだ堅調。
そろそろAIバブルが弾けるかもしれないと言われているが、言われている間に暴落は来ないもの。
市場が楽観に包まれた時が一番危ないので、今はまだAIバブルの波に乗るところなのかもしれない。
バブルな銘柄は買えないが、こんな中でも割安な銘柄もあるので、ある程度業績がいい会社をまとめているので、参考にして自己責任で投資するのもいいかもしれない。
最近は〇〇年ぶりというニュースが多いが、長期金利の上昇の恩恵銘柄で金融機関が約40年ぶりの首位。
景気はサイクルで回っているため、今は銀行株のサイクルでこのサイクルは始まったばかりだが、市場は半年から1年先を見ていると言われているので、すでに銀行株を持っている人はそのままでもいいが、これから投資を始める人は銀行株もいいが、半年や1年先を見て銘柄を探す目をもったほうが、投資家としては成長する。
ステーブルコインは何年も前から普及されそうでされなかったが、日本の財務大臣とSBIの北尾会長兼社長が言及することによって普及が現実のものになりつつある。
暗号資産といえばビットコインだが、ステーブルコインは何かの裏付けの通貨のため、実用的なのはステーブルコイン。
紙や通貨がデジタルになることで、今までの決済などが一変する。
これにより、銀行は淘汰されるか、M&Aを繰り返し、大手企業の銀行しか残らない未来もあり得る。
イーサリアムのスマートコントラクトという技術が普及すれば、既存の仕事も必要なくなる仕事が出てくるため、これからの働き方は昔とは全く違う働き方になるだろう。
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